精神科OTのブログ(仮)

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精神科の作業療法士が知見や考えをシェアしています。

話題にしづらいことを話題にする方法

オープンクエスチョンについての記事を書きましたが、関連して思いついたことを。

 

話題にしづらいことを話題にしなければいけないことはありますよね。

 

この患者さん退院したら薬飲まなそうなんだけど、どうやって話題にしようかな・・・とか。

 

1つの方法に「極端を示す」という方法があります。

 

物事に対する人々の態度は様々だと前置きする方法です。

 

例えば・・・。

「精神科の薬に対する考え方は様々です、例えば薬が大好きで頓服薬を欲しがる人や、神経質なほどきっちり飲もうとする人、逆に、できれば薬は飲みたくないとか、自分は病気じゃないと考えていて、退院したら飲まなくなる人もいます、あなたの場合はどうですか?、薬についてどう考えていますか?」

 

といった具合です。

 

アルコールの問題ありそうだけど、ずばり聞いても正直に言わなそうだな、どうしようかな、という場合。

 

例えば「お酒の飲み方は人それぞれですよね、晩酌でお猪口一杯あればいいって人もいれば、酔いつぶれるまで飲むのが普通、記憶が無いのが普通って人もいますね、あなたの場合、お酒の飲み方はどんな具合ですか?」とか。